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スーパージャガーズ10000001
足柄ホープ100020x3
試合時間 1時間31分 [8:57〜10:28]
球場状況:良好//天候:晴れ(猛暑),微風
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神奈川県学童軟式野球選手権大会(東京工芸大学カップ)第二日目。相手は小田原地区の足柄ホープ。
速球派タイプの足柄先発に対し、SJは軟投派と、好対照の投げ合いとなり、結果としては大変緊迫感のある試合となった。

初回表、先頭のキャプテン、二球目を右中間を深々と破る二塁打で出塁。2番打者の内野ゴロで三進したのち、三番打者が同じく右中間二塁打を放ち、効率よく1点を先取し、幸先よいスタート。
しかしその裏、足柄の先頭打者が内野エラーで出塁、盗塁と犠打で三進し、一死から四番が浅い中堅飛。同打球を本塁に送球したボールが固いグラウンドでアンラッキーなバウンドをし、捕手の頭を越えてしまい失点。しかし、この機に乗じ二点目を狙いオーバーランした三塁ランナーで落ち着いて刺し、同点で抑えた。
その後2回から4回まではSJは毎回安打で出塁するも、足柄投手の好投で得点できず。一方の足柄も、SJ先発は無安打に抑えた。
試合が動いたのは、5回の裏。先頭打者が左前安打で出塁。三振で一死の後8番打者の中前安打で1・3塁に。ここでスクイズを決められ勝ち越された。引き続きランナー3塁のピンチで、1番打者が放った三塁ゴロを、主将が落ち着いてバックホームしタッチアウト!
しかし、その後がいけなかった。デッドボールのあと三番打者を振り逃げとしてしまい、その間に追加点を許してしまい、2点差に。
翌6回表、先頭打者の左打者が、俊足を活かしたヒッティングで内野安打で出塁し、チームのムードは一気に上がったが、続く2人が淡白な攻撃で二死に。ここで盗塁を試みたが、足柄の捕手の好送球の前に失敗。タイミング的には際どかったが、これは足柄バッテリーを褒めるべき。盗塁の判断は、間違ってはいなかった。
7回最後の攻撃も三者凡退に終わり試合終了。
結果としては、3回戦敗退となったが、県大会への初出場、よい経験となった。
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<試合を振り返って>
まず、SJの先発を褒めたい。この夏一番の暑さの中、86球を投げきった。四死球2・被安打4の成績は、足柄の投手の四死球3・被安打7と対比すれば、上々の出来といえよう。
守備について、内野ではピンチでの良い刺殺プレーが幾つかみられた。ずっと取り組んできたボール回しの成果が確実に出てきている。また、外野の成長が著しい。今回ファインプレーも見られたが、それ以上に当たり前のことをきっちり当たり前にできるようになったのが嬉しい。
一方攻撃では、先頭のキャプテンがきっちりと仕事を果たした。そして3番打者もその存在感を遺憾なく示した。また6番打者は、前述の通り、自分の特性を活かしかつ状況をよく考えたバッティングができるようになってきた。これは、他の打者もしっかり見習って欲しい。4番打者は、前の神木戦で2本塁打を放ったためか、相当相手に用心され、2四死球とされた。しかし、相手に「畏怖感」を与えるのも、4番の大事な使命・役割である。相手も同じ小学生、必ず失球はあるはず。好球必打で対応して行けばよい。

最後に、控え選手も含め、SJ選手全員のきびきびした動きは、本大会のどのチームよりも際立っていたことを記しておきたい。(攻守交替時もさることながら、バットボーイ、ボールボーイに至るまで)。たまたまなのかもしれないが、それでも日ごろのみんなの意識の高さが、無意識のうちに表に出てきているのだと思う。捕球時の声も、自然にできるようになった。日々の練習の成果は、勝敗以外のところにも現れている。
「結果」は後からついてくる。

追伸: なんか、自画自賛だなぁ、この記事